何から練習するかは人による!というのを前提にご覧ください!
声の特徴は十人十色、張り上げてしまう人、締めつけてしまう人、すぐ裏返ってしまう人…
それを十把一絡げに“こんな練習をしましょう!”なんてことは不可能なのです。
以下、具体的な練習法をご紹介していきますが、まず自分の声の特徴を把握し、ベストな順序で練習してください!
ザックリ声のタイプ分け!〜アナタはどのタイプ?〜
ミックスボイスの練習をしよう!
「はっ!?いきなし!?」と思うでしょうが、大丈夫!先にも書きましたが、ミックス
ボイスというのは、何も特殊な能力を必要とするものではなく、低い声きんに君と
高い声きんに君のバランスを作ってやるだけなのです。
ここでは、“声(トーン)を作る”ということは置いておいて、それぞれのきんに君のストレッチだと思って練習してみてください!
高音側のきんに君を鍛えよう!
ヘッドボイストレーニング(馴染ませ編)
一概には言えませんが、日常会話では地声っぽい低い声を使うことの方が多いんじゃあ
ないでしょうか?
歌う時には、もう少し高めの、話すよりはちょっとテンションが必要です。
なので、高音域のテンション作り、トーンの安定をトレーニングしていきましょう!
初めは、“The・裏声!”って感じでも大丈夫です!
ヘッドボイストレーニング(強める編)
ある程度テンション、響きを掴めたら、今度はそれを強化していきましょう!実際に歌を歌う時、特にポップス・ロックを歌う際に、ソプラノ歌手のような「ホ〜〜〜」みたいな声は現実的ではないかも知れません(個人的には…)
ロックな曲などで、高音域を強く歌うには、閉鎖筋、甲状披裂筋も使ってやることが大事になります!
ここでは、張り上げたり、締めつけてしまったら“馴染ませ編”に戻る、という風に、根気
よく行いましょう!
[間もなく動画うpします…!よければYouTubeチャンネル登録お願いします!うpされたら通知が行きます!]
低音側のきんに君を鍛えよう!
チェスト〜ミドル編
高音ばかりやみくもに練習すると、低音が出にくくなった、なんてことがあったりします。
これは、高音域で声帯が合わさり過ぎている可能性があります。ただ、息のテンションも
強くなるので、高音に行くと力ずくで鳴るものの、息のテンションが弱くなる低音域に行くと息に対して閉鎖が強く、きちんと鳴らない、という現象が起きているのです。(一概には言えん!)
また、声帯の周りのきんに君に力が入ると、声帯の動きを固めてしまい、振動する面積が
小さくなって声が細くなったりします。
ここではしっかりと喉の力を緩め、ある程度声帯の分厚さをキープできるように意識しましょう!(あくまでも閉鎖を強めるのではなく!)
[間もなく動画うpします…!よければ
YouTubeチャンネル登録お願いします!うpされたら通知が行きます!]
ミドル〜ヘッド編
ある程度喉の力が取れてきたら、ヘッド域まで力強く発声してみましょう!
ここでは、ヘッドボイスの練習で得られた軟口蓋辺りの共鳴を意識しつつ、分厚さもキープして上がって行きます。
下に引っ張り過ぎたら、ナチュラルなヘッドボイスの練習へ、ガクガクなったらブリッジの練習や喉の力を抜く練習に戻ったりしながら、根気よく行いましょう!
[間もなく動画うpします…!よければ
YouTubeチャンネル登録お願いします!うpされたら通知が行きます!]
常に自分の今の状態を把握すること
上記の練習はあくまでも参考程度のものです。真正直に受け止めて闇雲に練習を続けても、必ず効果が得られるとは限りません。
最初に書いたように、自分の声を分析し、どんな練習が効果的なのかを理解すること、また、その練習でどんなところを意識しないといけないのかを理解することが大事です!(昔、ミスタータイガースの掛布さんが言ってたけど、「闇雲に素振りをしても腕が太くなるだけ。野球が上手くなるのではない」ということ!)
また、練習をしていて、喉が痛くなったり声が枯れたりしたら、練習の仕方が間違っているか、その練習法が合っていない可能性があるので、すぐに辞めること!
この世に誰でも一発解決の練習法なんてないのだ!多分!